Play-Doh Fun Factory Pen
幼児が口に入れても無害な小麦ねんどの大定番、米国Hasbro社の【Play-Doh】とボールペンの合体ペン。
正確には、Play-Dohで遊ぶための【Fun Factory】という玩具とペンがくっついてます。
勘の鋭い方、または色物文具道初段以上の猛者ならば、「あ、ペンに取り付けられた穴あきプレートが」とか「あの不自然にデカいクリップが」とか、ピンとくる要素がいくつか見て取れるはず。
では実際にレッツプレイ。前準備として、クリップをクイと持ち上げて、隠されていた穴にPlay-Dohを詰め込みましょう。あまり欲張ってたっぷりギッチギチに詰めないのがコツです。
あとは、ペンの両脇に取り付けられた2枚のプレートのうち好きな方をペン軸後端にセットして、クリップを、せーのーで…
むにゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる
寒天方式で押し出されたねんどが、プレートの口にあわせてむにゅるると出てきます。出し切ったらもう一度ねんどを詰め直して、今度は別の口に変えて、むにゅるるるる…
うっわー、なんかたーのしーいー!!
やってみる前は「はーん、粘土を押し出して遊ぶだけって、そんなに楽しいもんかね」などとわりと冷め加減だったんですが、実際に遊んでみたら無性に楽しいので驚きました。何がどう楽しいのか説明するのは難しいんですが、とにかく私の心の琴線にはビンビンきまくり。なんだこの意味不明の愉快さは。
プレート1枚にねんど口が5つで、計10通りのねんどプレイが楽しめます。太いのをスカッと小気味よく出したり、素麺のような細いのをむりむりっと出したり、口の大小でクリップを押す力のかかり方が変わるのを体感するのもまた楽しいです。
ペンと組み合わせてあるのは、販売元のStylusの「いいから学校に文具だって言い張って持ち込んじゃえよ。学校でむにゅるるし放題」という悪魔の主張だと思うんですが、駄目。こんなの学校に持っていったら、本気で授業無視してむにゅるるしっぱなしですよ。っつか「ボク学校辞めてむにゅるる屋さんになるよ」ぐらい言い出しかねません。なんなんだむにゅるる屋。心情的にはすごい理解できますが。私も脱サラしてむにゅるる屋になりたいから。
・Play-Dohまめちしき。
バニラ香料で甘い香りのするPlay-Dohですが、子供が誤って口にした時に飲み込まないよう、大量の塩で味付けがしてあります。高血圧のお父さんはご注意を。
入手時期:2006年1月
価格:$5.89
生産国:中国
販売元:Stylus