UZI タクティカルペン

このご時世なにかと危険が転がっております。ストーカーだ通り魔だ痴漢だ変質者だと揚げていけばキリがない。こういうとき原則として自分の身は自分で守るしかありません。
しかし、おおよそ文具マニアというのはインドア体質の文化系と決まっております。体育会系の鍛えまくったガチムチ変質者に襲われてはひとたまりもありません。
実のところ、警官に職質受けたときに面倒なことになったりするので武器的なものを常備するのはオススメできないのですが、それでも、危険から身を守るために護身具を備えるのは一つの選択肢です。どうせなら文具マニアならではの、持っていても怪しまれない護身具を常備しましょう。

ということでご紹介するのが【UZI タクティカルペン】です。
タクティカルペンとは、筆記具と護身具の機能を併せ持つボールペンのこと。今回紹介するのはUZI(イスラエルのIWI製マシンガン・ブランド)ですが、他にもアメリカの銃器メーカーSmith & Wesson、軍用フラッシュライトメーカーのSurefireなどが作っています。

軍モノ好きにはお馴染みのマーク

ペンとして使うときは、まったく普通のペンとして使えます。エアクラフトアルミ合金製の軸は重量が約50gもあり握っているとじんわりと手に疲労が溜まってきますが、そんなことだから文具マニアは虚弱な坊やだとか言われるんです。鍛えてください。
そしていざ暴漢に襲われたときは逆手に持ち替え、このように構えましょう。てやっ。

堅牢な作りで、クリップに親指の滑り止め加工が施されていたりと護身具としての機能はばっちり。

さらにこのUZIペンには、他社のタクティカルペンには無い、不審者に襲われた場合に役に立つ画期的な機構が付いています。
その名も『DNAキャッチャー』!

使い方は簡単。ペン軸後端のシリコンゴムキャップをはずすと、王冠型のパーツが露出します。

これこそがDNAキャッチャーです。
もし正体不明の敵から襲撃を受けた場合、まずはタクティカルペンで応戦します。
まさか虚弱な文具マニアに反撃を受けると予想もしていなかった敵は必ずひるむはずです。
そこでペンをさっと持ち替え、DNAキャッチャーを相手に向けて「えいや」と突き出し、相手の皮膚にブッ刺します。刺したら「うりゃ」とひねって王冠状の刃で相手の皮膚組織をえぐり取ります。
敵が痛みで一瞬引いた瞬間に逃げましょう。
生きて帰ることが出来ればもうこちらのもの。王冠の中にはアンノウンの皮膚と肉が残っているはずですので、そこからDNAを検出し、正体を突き止めましょう。

…いや、たとえ想像でもそんな痛そうなことはしたくない、というのがひ弱で心優しい文具マニアの良いところなんですけれど。あー、やだやだ。痛いのヤダ。

 

入手時期:2010年8月

入手価格:2160円

生産国:不明

販売元:IWI



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