本日回転
イロブン的には「やはりサカモトか」でお馴染み、極東のバカ文具帝国ことサカモトから発売された、回転寿司ボールペンです。カラフルなお皿にのった玉子・かっぱ巻・えび・たこ・いくら・トロの6種類のネタが、軸のノックボタンを押す度にクルクルと回転します。
…えー。いや、鉄板で“わざと”なのは分かってます。どこをどう見たって故意犯です。こんなものは、ツッコんだ方が負けなんですよ。気持ちに余裕を持ってスルーするのがクールな大人のやり方って回転寿司の回転というのは皿がベルトコンベア上で水平に回る事を言うんであって、皿の中心に回転軸を置いたタテ回転とは明らかに違うんじゃぁぁぁぁっ!(ビシィッ!)
…恥ずかしい。大人になりきれない自分が恥ずかしい。サカモトの策略にうまうまと乗せられてしまった自分が恥ずかしい。とほほほほ。
しかし、サカモト初段の私がここまで声を張り上げてしまうぐらいですから、サカモト初心者の小学校児童あたり、今頃はツッコみ過ぎて肘の靱帯が伸びきってるんじゃないかと心配になってしまいます。いやマジでマジで。それぐらいツッコミ甲斐のあるアイテムということですよ。
しかも、単なるツッコミ入れ捨ての一発ギャグアイテムかと思いきや、さにあらず。この寿司ネタが非常に良い出来で、空腹時なんかだと、ついついじーっと見入ってしまうほどなんですよ。クリア素材でシズル感を出してたり、巻き寿司断面の米粒の凹凸まできちんと造り込んであったりと、手間が注ぎ込まれているのを実感します。さらに、肝心のタテ回転を生み出すギミックも、分解して初めて判る細かい仕事がてんこ盛り。当に、無駄にいい仕事をしている感バリバリ。
相変わらず、真剣に子供騙しをやってるメーカーさんですよ。サカモトは。素晴らしい。
入手時期:2004年1月
価格:680円
生産国:日本
販売元:サカモト
安い皿
玉子
かっぱ巻
中ぐらいの皿
えび(おどり)
たこ
絵皿
いくら
トロ
軸は寿司屋の湯飲み仕様