超能力ボールペン
2003年に発売され、わりと各種メディアでも紹介されていたボールペン。もちろん知ってる人は知ってるし、知らない人でもこれまでのイロブンをザッと流し読みしていただければ見た目とネーミングで判ってしまう、馬鹿文具の千年王国こと“サカモト”製。
えーと。たぶんですが、企画した人がピンと来ちゃったんでしょうね。「超能力と言えばやっぱりスプーン曲げじゃん!? それペンにしたら格好良くねぇ!? スプーンぐりぐり曲げたら超人じゃん!? チャクラ開きまくりで悟りまくって勉強なんか必要なくなるじゃん!?」とか、そういう神の啓示を受信しちゃったんじゃないかと思うんですよ。耳の後ろに埋め込まれた金属片からビビビと。
で、それを実際に作ってみちゃった、と。こんな感じで。
念力集中しつつカーソルを画像の上に!! ふぬぬぬぬっ!!!
わぁ、折れましたねぇスプーン。超能力でポッキポキですよ。超人ロックだってこんな勢いでは折れねぇってぐらいの折れ加減ですよカッコイー。……しーっ。言いたいことは分かってるから。目を合わせるなって。そっとしとけって。
軸中央のスライダノックを押し下げると、スプーンが首の部分からポキッと折れ曲がるようになってます。ノックを見えないように握りこんで操作すれば、初見の人はわりとビックリしてくれます。その後、そのスプーンで字を書きだした時の方が驚かれ具合が大きいってのはどうかと思いますが。
メッキプラでリアルな作りなので、ペンにはなかなか見えないところがポイント。メインユーザー層を捉えて給食用先割れスプーン仕様になっているというのも、さすが子供騙して50年のメーカーだけはありますね。徹底してやがる。
ちなみに軸には『飲食厳禁! 演芸・学習専用』の文字が。用途として演芸と学習を並列表記するって、どんなスタンスですか。
※紹介したのはいいんですが、ウワサではこのペン、すでに絶版になってしまったとのこと。イロブンは超能力ボールペンの再販を切に希望します。
でもこれがあるから平気! 衝撃の紙スプーンはこちら!
入手時期:2003年6月
価格:600円
生産国:中国
販売元:サカモト