長征ロケットボールペン

「中国航天」の文字も凛々しい中国初の二段式有人打ち上げロケット『長征2Fロケット』型ボールペンです。

こいつに二段足した四段式の長征3B号が打ち上げ直後にぐんねり折れて曲がって市街地に落下直撃して民間人の死者500名、という大惨事が頭に強く残っていたので、個人的には「ようまぁ人を乗せて飛ばしたなキミら」という気もせんではないです。
打ち上げ花火具合では日本のH2ロケットもそんなに変わりゃしないので、大きな事は言えませんが、それよりも、そんな大事故をやっておいてなお数年後に有人ロケット計画を成功させてしまうバイタリティは、さすが中国!という感じ。たぶん米ロみたいに実験で犬サルは使ってないな。いきなり人だな。

固体補助ロケット部がペンスタンドになっており、ここに抜き差しして使います。さらに抜いた後は、本来なら有人衛星『神舟5号』が収納されているノーズコーン部をペンキャップとして挿し直すことも可能。補助ロケットなんて飾りですよ。党の偉い人にはそれが分からんのです。(回答例:そんなことはありません)

ちなみにパッケージ側面には有人衛星のスペックやら宇宙速度の説明、大気圏への再突入シークエンスなどが描いてあり、いかにも学習教材っぽいサイエンスの香りが漂ってます。いいなぁ好ましいなぁ。こういうのを見て中国の子らも胸をときめかすんだろうなぁ。

入手時期:2007年7月

入手価格:280円

生産国:中国

発売元:不明



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