北斗の拳コミックスメモ
西暦199X年、地球は核の炎に包まれなかった。
で、その後なんだかんだで2008年は『北斗の拳 生誕25周年』とのこと。
「あれからもう25年かぁ…」と連載開始からジャンプで読みふけっていたジャンプ黄金世代ど真ん中組はシミジミしてしまいますな。
そういう空気の中でアニメ全話DVDが出たりクリスタルキングのライブがあったりとすっかり記念商売づいている2007-8年北斗の拳周辺ですが、文具業界だってもちろんそういう儲かりそうなのには乗っかっていきますよ。サカモトが。
もちろんサカモトが作るからには、北斗の拳ステーショナリーも単なるキャラ入り文具じゃありません。『七つの傷がついているサンドバッグ型ペンポーチ』(そんなモノは劇中にいっさい登場しません)とか、ケンシロウのチョップがペン軸内でじわっと動く『岩山両斬波フローティングペン』とか…まぁなんというかこう、ゆっくり噛んでるとぼんやりとイイ味が染みてくる系のアイテムをぶつけてきています。
中でも、北斗の拳とサカモトが両方好きだ!ものすごく好きだ!という狭小ニッチ枠に特にオススメなのがこの『北斗の拳コミックメモ』。なんと、実際の漫画のフキダシ部分にメモを書き込む、メモスペース狭小メモなのです。
どれぐらい狭小かと言いますと、実際のページがこんなんですよ。ページサイズ88mm×61mmという小さい紙面の中にフキダシがこんな感じ。
…これをメモ帳と言い張る度胸ってすごいな。
で、こういう感じで使えと言うことのようです。
なるほど、ジャギ様に「なるはや」とか言われたら、そら変な秘孔を突かれないうちに折り返しせな! というものですよ。効果的な使い方はいろいろありそうです。
ちなみにこのメモは全部で4巻ありまして、1巻が【救世主降臨!! シン野望編】、2巻が【悲劇の星!! レイ激闘編】、3巻が【北斗の掟!! ジャギ滅殺編】、4巻が【北斗兄弟対決!! トキ宿命編】と名付けられています。で、1冊あたりコミックからの名シーンが4ページ抜粋されており、それぞれ米粒に般若心経レベルのテクを要求されつつもメモとしてお使いいただける、と。
個人的なオススメは、ジャギとアミバという心得た抜粋のされ方をしているジャギ滅殺編の3巻。あとハート様がイカしてる1巻もいいかな。
なんぽオススメされてもこんな狭い書き込みメモなんか使えるか!という向きもご安心。ページの裏は白紙になっておりまして、さらにコミック表紙には丁寧に「長い文章はメモ用紙の裏に書ける」という一文まで入っています。ははは、うるせえよバーカバーカ。
入手時期:2008年2月
入手価格:210円
生産国:日本
販売元:サカモト