仁侠手帳2011

「高山(山口組若頭)は7年ブチ込む!!」

という見出しも荒々しい、男子なら誰でもムネきゅんきゅんの月刊『実話ドキュメント』2011年2月号です。
いや、紹介したいのは月刊『実話ドキュメント』2011年2月号のふろくの方、【仁侠手帳2011】です。

 

皮革ふう表紙に箔押しで「仁侠2011」の文字も麗しい、男の中の、男のための、男による、男オブ男の手帳。
雑誌新年号の付録に手帳、というのはさして珍しくもないんですが、さすが男の雑誌実話ドキュメント、中身がそこらの木っ端雑誌の紙ッペラ手帳とはモノが違うのです。

まず開きますとスケジュールページ。片面週間片面フリーのお馴染みの構成ですが、何かそれぞれ下の方に見慣れない文字列が入ってます。

週間の下にはとてもわかりやすい『極道用語集』、フリーページの下には読んで面白くためになる『極道まめちしきコラム』が入っているのです。これは使える!

さらに週間をよく見ると、極道界の過去の重要な出来事を網羅した『極道版 今日は何の日?』と極道界のヒーロー『有名な親分さんの命日』まで!
「今日は山一抗争の終結宣言が出た日だったんだな。こりゃゲンがいい。よし取り立てに行こう」とか「石井組初代の親分さん、亡くなって今日でちょうど20年か…電報の一つも打っとくかな」など、便利に使いこなせばあなたも手帳マスターです。

スケジュール以外のコンテンツも盛りだくさんで、極道界のVIP勢揃い『六代目山口組系組織図(直系若中衆含む)』や

うっかり忘れがちな兄貴にお役立ち、例の「お控えなすって」から始まる『仁義の切り方口上集』などなど

このような実用的かつ便利なデータがびっしり。読み物としても楽しめ、また極道初心者のための基礎教養ガイドとしても使えるのです。まだこの世界に入って日が浅い貧弱な坊やも、これ一冊読みこなせばいつの間にか肩で風切るマッシヴな兄貴に変身です。

実用と言えば、巻末のパーソナルデータ書き込み欄には、ちゃんと自分の名前住所電話番号に加えて「所属組織」と「役職」が書き込めるようになっています。
これなら大事な手帳を落としても、どこかの誰かがキチンと仁義を通してあなたの所に届けてくれるはずです。

 

入手時期:2011年1月

入手価格:880円(実話ドキュメントふろく)

生産国:不明

販売元:竹書房



コメントを残す