Z Writers Pen
いかにもアメリカンチープトイ的なペッキペキのメッキ仕様が素敵な、変形ボールペンシリーズ。
写真上が筆記用のボールペンモード、写真下がプルバックエンジンで走行できるレーサーモード。
ペン先に近い先端パーツをクリクリと360°回転させることでカンタン変形。
飛行機型のJet Pen(写真左端)以外は大きくフォルムが変わることはないんですが、細かいところで10個以上のパーツが自動でちまっと展開したり意味もなくささやかに変形したりで、この「パーツが無駄にいっぱい動く感じ」がたまらなく愛しい。
左からJet Pen、Car Pen、Robot Pen、Rocket Penの4種。さらに各種3色ずつカラーバリエーションがあり、Jet Penの黒は『REBEL』、青は『RENEGADE』、グレーは『MAVERICK』…のようにそれぞれ格好いい名前がついてます。
『ロボットのレーサーモード』という言葉の意味は全く分からないままですが、とにかくロボット風の人がうつぶせで腕を広げて走行します。
変形は足首から先をひねって回転させることで行います。
可動パーツはペン先収納と同時に首を上げて顔を前に、手を広げ、ふくらはぎ付近から水平・垂直尾翼展開、太もものブースターカバー展開、すね部分の補助輪降着、背中ブースター伸長、プルバックエンジン動力接続…など。合計14のパーツが足首を回転させるだけでかちゃかちゃと連動して動くさまは、なかなかの見物です。本当に良くできてるわー。
こんなしょうもない部分もちまっとチビッと動きます。グッとくるわー。
駆動輪はRacer Modeの時のみプルバックエンジンと接続されるようになっており、Pen Modeではタイヤは転がるだけの素通しです。こういう細かい仕事も評価したい。
Rocket Penは先端を回転させると全長が伸びる比較的ハデめな変形機構を持っています。
ただそれ以外は、コクピットハッチが開いたり補助ブースターがささやかに展開したりなど、あまり全体的なシルエットが変わらない無駄変形を積み重ねているイメージです。可動パーツもシリーズ中最小の11個。
形状からしてコイツが一番ペンらしく、よって一番握りやすく筆記しやすいです。といってもまあ「厚揚げとゴボウ天のどちらがペンとして書きやすい?」みたいなレベルの話ですけども。
Pen Mode
このJet Penは主翼が大きく展開するため、とりあえずRacer Modeにすると「あー、ちゃんと変形したな」という満足感が得られるのがポイント。
全体でシリーズ最多15個の可動パーツがあるんですが、動作がどれも翼を広げるタイプの動きなので、何回か繰り返し変形させているとなんとなく飽きてしまうというのがちょっと勿体ない。
パーツの変形や展開でRobot Penとならんで見応えがあるのがこのCar Pen。
尾翼の展開やマフラーの回転、エンジンとライトのポップアップなどいろんなタイプの動きが見られて、ついつい何度もクリクリと先端パーツを回転させてしまいます。
エンジンやマフラーの露出など、いかにもヒロイックというかパワーアップ感溢れる変形です。超かっこいい。
入手時期:2013年4月
入手価格:各799円
生産国:中国
販売元:California Creations