喫煙文具
個人ごとで恐縮ですが、2002年冬に、十余年の喫煙キャリアに別れを告げました。ええ、もうビタイチ吸ってませんよ。やめた当初は、異常なまでのイライラ感に襲われて、「ああ、吸ってるときは実感無かったけど、こんなにニコチンに依存してたんだなぁ。ニコチンに操られてたようなもんだなぁ」と、頭蓋骨の中でニコチンの人が自分を操縦してる図を思い描いて、自分独りで面白くなっていたんですが。 煙草をやめて困った事は、喫煙具の売り場やオークションをチェックしなくなったので、【ライター付きペン】などの喫煙具文具を発見する確率がグッと減ったことですね。これは結構問題。
で、煙草をやめて良かった事は、表の『No Smoking』という文字と禁煙マークに目をやったことで、この文具セットを見つけたことですか。喫煙中は意識してこのマーク遠ざけてましたからね。
…って、良かったの、それだけかオイ。
・パイプ
吸い口はペーパーナイフ、ボウルはシャープナーになっています。シャープナーはすぐ分かったんですが、ペーパーナイフはしばらく存在に気付かなかったりで、軽くビックリ。
・ライター
なんか妙な仕込み方をしてるステープラ。もうちょっとスマートなやり方は無かったものか。あと、これで展開が精一杯なのも如何なものか。すげぇ使いにくいです。せめて180度展開させてください。
・シガー
どうせこの形状ならマーカーかなんかだろうと油断してたので、キャップを取った瞬間にバネでブレードが開いたので、軽くビビりました。まさか葉巻型ハサミに己の未熟さを気付かされようとは。それ以前に、イロモノ文具如きに未熟さを云々されてんなよ自分。
・シガレット
こちらは間違いなくペン物。ボールペン、マーカー、シャーペンの3本セットになってます。ほぼノンギミック、意表をつかれることもなし。だからイロモノ文具如きにに驚かされてる方が駄目なのだと(略) あと、ケース右上に、こいつらを立てておくための穴があります。小技。
・灰皿
これまた全くのノンギミックの、テープディスペンサ。裏向けるとテープが入ってます。あまりにも素っ気ないので、何か隠しギミックがあるんじゃないかといじりたおしましたが、古びたテープの糊で指先がべたべたになっただけでした。ちぇ。だからイロ(略)
入手時期:2003年10月
価格:オークション価格
生産国:台湾
発売元:不明