メガ・クリーナー
長い沈黙(具体的には1年と2ヶ月ぐらい)を破ってついに登場!! クリーナーシリーズの最終形態にして、史上最強の卓上クリーナー。ツインモーター四輪駆動・バルーンタイヤ・左右独立サス装備で、どんな地形下でも清掃可能。乱雑な机の上をパワフルに走破する、まさに夢のクリーナーです。 | |||
0.準備段階
素材… |
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コトの発端は、工場長が東急ハンズにて、小さくて可愛い掃除機型卓上クリーナーを発見したことでした。「きだてくん、これ、走らせよう。絶対カッコイイぞ」「おお、それはイカすアイデアですな。工場長のセンスでガツンと作ってよ」…と、なんとも頭の悪そうなやりとりを幾度かメールにて交わした後、製作は始まりました。 |
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1.足回りの分解・組み直し
まずは足回り。モンスタービートルは、左の前後輪に一機、右の前後輪に一機と、それぞれ独立したモーターを持った構造になっているので、まずは本体のモーターボックスを左右に切り離し、完全に独立した動力ユニットに組み直します。 |
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←分離したばかりの右パーツ 前後輪をつなぐケースにギアがぎっしりと詰まっており、それがセンターから引き込んだモーターの動力をタイヤに伝える仕組みになってます。まさにこの改造のために生まれてきたんじゃないかと思えるほどお誂え向きな構造。 |
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何はなくとも仮組み。確認はもとよりモチベーションをあげるためにも、仮組みは必須です。…おお、いいじゃん。 | |||||||||||||||||
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モーターを外に配置するため、不要になった本来のボディを切って削ってモーターハウジング作り。 | |||||||||||||||||
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ギアボックスとモーターを組み合わせて動力ユニット完成。これを左右用に2つ作成。 サスペンションまで一体化された完全なユニットなので、卓上クリーナーに限らず、何にでもくっつけて走らせてみたくなりますな。走る携帯電話とか、走るデジカメとか。 |
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←ギアボックスとモーターの接合部 ホコリやらゴミが入るとイヤンな部分なので、透明アクリルで接合部にフタをしてみました。 |
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2.クリーナーの駆動化
動力ユニットをクリーナーに組み付けて、とりあえず第一段階は完了。 |
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クリーナーに動力ユニットを正しいバランスで組むための自作治具。ここで取り付けをトチるとまっすぐ進まなかったりとか、色々つまらないことになるので、真剣です。 | ||||||||||||||||
ちなみに右が、工場長がその場で作業台に直接書きつけた自作治具の設計図。なんかテキトーな気もしますが、モノが精密にできりゃそれでイイんです。 |
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治具にクリーナーをセットし、左右の動力ユニットをボディに固定するためのネジ止め位置を出します。これが全行程中、最も神経を使った作業。 | ||||||||||||||||
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いよいよ合体。クリーナーボディのRに合わせたパーツを削り出して間に挟み、ガッツリとネジで固定します。 | ||||||||||||||||