3.コントローラー及び電装系

 先に書いた通り、モンスタービートルの純正コントローラーは最初からボロボロで、とても使えそうにありませんでした。イマイチ格好良くなかったし。そこで、操作系統を2チャンネル以上持っててカッコヨクて頑丈なもの…と探しておりましたところ、あったあった、ありましたよ。TOMYから出ているゾイドコントローラー。これで行きましょう。

←改造前のゾイドコントローラーと、パーツ屋で購入した押し込みスイッチ

 ゾイドコントローラーは元々が、左右別々に動力を持つ大型ゾイドを動かすために作られたものなので、設計段階からもうメガクリーナー準拠。ありがたや。しかも中央には、あからさまに『ここ、改造してスイッチ埋め込んでね』みたいなモールドまであります。よっしゃよっしゃ。
 左右モーターの操作(順・逆回転)だけでなく、クリーナー自体の電源オンオフもコントローラーから行いたいので、配線を完全オリジナルに。さらにケーブルとコネクタも、増極に伴い、それに対応したものをパーツ屋で購入してつなぎ直します。
 左写真ハイライト部がスイッチモールド(作業前)。ここはスイッチっぽく見えるだけで、実は単なるポリキャップ嵌め殺しなので、有効利用のために穴をゴリゴリと開け、クリーナー電源用の押し込みスイッチを埋め込みます。…うわ、見事にピッタリ。まるで純正パーツのような合いの良さです。
あとは配線をケース内にうまく収めれば完成です。



4.本体の電装系

 クリーナー本体の電源をコントローラーに投げるための配線を行います。あと、急遽思いつきの改造を加えてみたり。…いよいよ完成形が見えてきました。

 クリーナー本体にあったスイッチ関係の配線・金具を取り除いて配線しなおし。さらに、お尻にゴリッと穴を開け、コントローラーと接続するためのコネクタをつなぎます。

 下の写真はコネクタ。操作系2チャンネル×2極とクリーナー電源用2極の6極

 突発的な工場長のひらめきで、元々クリーナー本体の電源スイッチのボタンだった部分にムギ球を埋め込み、クリーナー電源オンと同時にライトが灯るように配線。別に光らせる必要もないんですが、光らないよりは光ったほうがイイのが改造マインドってもんです。そこんところ、このページを見てくださってるツウな粋人ならご理解いただけるはず。
完成!!!!!!!

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